サイクル野郎(28)

足摺岬に向かう途中の七子峠で、愛車フェニックス号の前輪が外れるというアクシデントにあった輪太郎。
修理が済むと再び足摺岬をめざし走り出すが、弱気になっているせいか徳島でケンカ別れしてしまった陣太郎のことが気にかかる。
一方、陣太郎も輪太郎を追いかけ足摺岬をめざしていた。
足摺岬で再会し、仲直りした輪太郎と陣太郎。
再び二人で走り出すが、その矢先、陣太郎が足の肉離れを起こして動けなくなる。
闘牛を飼っている家に世話になる二人だったが、輪太郎は家主にすっかり気に入られてしまう。
そして、ケガで倒れたその家主に代わり闘牛大会で勢子をつとめることに…。
松山の道後温泉で、映画スター・池上ジュンコと出会った輪太郎。
ひょんなことから、ジュンコから手紙を受け取ると、そこには自分を助け出して欲しいと書かれていた。
からかわれているのだろうと思いながらも、約束の時間にジュンコが宿泊しているホテルへ向かった輪太郎を待ち受けていたのは…。
香川県のユースホステルで父からの手紙を受け取った輪太郎は、ナマハゲが秋田の実家を家出したこと知る。
自分たちに会いに来るとにらんだ輪太郎と陣太郎は、何とかナマハゲを探し金比羅山でようやく再会を果たす。
もう二度と自転車に乗れないとヤケになっているナマハゲに対し輪太郎は…。
二人仲良く旅を続けていた輪太郎と陣太郎。
しかし、自分たちだけが旅を続けていることに虚しさを感じた陣太郎が九州を目前にして突然、日本一周をやめて東京へ帰ると言い出す。
陣太郎は、輪太郎にも一緒に東京へ帰ろうと誘うが、輪太郎は陣太郎と別れて一人九州をめざして出発する。
続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60010539



menu