おれは直角(7)

照正は、直角、郷、拓馬の三人をご学友に選び、寝食を共にさせる。
ご学友の地位を独り占めしようとする拓馬は、あくどいたくらみで直角を陥れようとする。
だが、直角の大活躍で拓馬のたくらみは破れ、照正との間に友情が芽生えはじめる。
直角と照正の二人は、上級生となるための進級試験を目前に控えていた。
成績のよくない直角と照正を案じた郷は、二人に対し徹夜の猛勉強を開始する。
しかし、試験当日の朝、直角と照正は後輩たちにだまされ、決闘に出かけてしまう。
直角と照正は、無事二年生に進級し、新学期をむかえた。
最上級生になった郷は、明倫館に生徒会をつくり、生徒会長を選挙で決定しようと提案する。
郷の推薦を受けた直角、打倒・直角を目指す照正、一年生の大山大介の三人が立候補する。
直角対照正の選挙戦の結果は、直角が見事生徒会長に当選した。
おかげでやっと仲良くなった二人の間は逆戻り。
直角は他藩との親善を深めようと、隣藩の城西校と純心良妻女学校にでかけた。
しかし、城西では石山剣道部長や部員たちと大乱闘になってしまい…。
城代家老が従来までの身分や格式にこだわらない能力主義を打ち出したため、藩はてんやわんやの大騒ぎになる。
明倫館も徹底した能力主義者・川上真剣が新校長として迎え入れられる。
明倫館の改革を目指す真剣は、生徒を「武」と「文」を志す者に分ける。
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